専業主婦でも親権は獲得できるのか
夫婦が離婚する際、問題となるのが「子供の親権問題」です。
そして、離婚問題の中には、離婚される一方当事者が専業主婦であり金銭的余裕がないというケースが多く存在します。
このような場合、お金に余裕のある配偶者に親権が取られてしまうのだろうかとお考えになる方もいらっしゃるかと存じます。
しかしながら、子供の親権について争いとなった場合、およそ9割のケースで女性側に親権が付与されているため、専業主婦であるか否かを問わず、そもそも男性側に親権が付与されることは少ないといえます。
これは、これまで子供と長く一緒にいたり、世話してきたりするのが女性側である場合が多いためであると考えられます。
さらに、専業主婦側に金銭的な問題が存していたとしても、配偶者に養育費を請求することによって、収入格差の問題は解決することが可能です。
そのため、専業主婦でも親権を獲得することは十分に可能であるといえます。
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