過失割合
■過失割合
事故が発生した場合、原因が加害者のみにあるとは限りません。このような場合に、事故当事者間の利害調整を行い、損害の公平な分担を図るという観点から「過失相殺」という制度が存在します。
・過失割合とは
過失割合とは、過失相殺を行う際に加害者と被害者の過失を対比して比率に表したものをいいます。裁判においては、過失相殺は裁判官の自由な認定によって行われるとされていますが、同種の事案は、同じように過失相殺されるのが公平であることから、一定の基準がさだめられています。
・被害者側の過失
過失相殺を行う際に考慮される過失は被害者本人の過失にとどまらず、被害者「側」の過失も含まれるとされています。被害者と身分上または生活関係上一体をなすとみられる関係にある者の過失が考慮されます。
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