相続の流れ
■相続の流れ
相続の手続きには、期限があるものがあるため注意が必要です。以下に相続の流れの概要を解説します。
(1)相続の開始
相続の開始原因は、人の死亡です。失踪宣告や認定死亡の制度を用いると、死亡したとみなされて相続が始まることになります。
(2)死亡から3か月以内
被相続人が亡くなってから3か月以内に行わなければならない手続きとして、相続放棄・限定承認があります。
(3)死亡から4か月以内
被相続人が亡くなってから4か月以内に行わなければならない手続きとして、所得税の準確定申告と納付があります。
(4)死亡から10か月以内
被相続人が亡くなってから10か月以内に行わなければならない手続きとして、相続税の申告と納付があります。
遺産分割の期限は法律上はありませんが、遺産分割が終了していないと相続税申告で手続きが増えてしまうことから、相続税申告と納付の前までに行うのが望ましいと言えます。
宇田法律事務所では、名古屋市、安城市、豊田市、一宮市、岡崎市を中心に「相続手続の期限とは」、「相続の必要書類とは」など、さまざまな相続問題のご相談を承っております。これらの地域に限らず、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、東京、大阪周辺まで対応しておりますので、相続問題でお困りの際は、お気軽に当事務所までご相談ください。