債務整理に関する基礎知識や事例
Basic Knowledge
債務がある場合に、債務の負担を軽減する方法として債務整理というものがあり、主要なものとしては、任意整理、民事再生、自己破産というものがあります。任意整理は、裁判者の介入なく行うもので、債権者と債務者の交渉により行われるものです。これに対し、民事再生や自己破産は法律に手続の規定があり、裁判所の介入があるものです。これらの手続には、それぞれメリットとデメリットがあります。たとえば、任意整理は、裁判所の介入なく行うので、手続が簡易的でかつ迅速に行うことができるというメリットがあります。
また、既に支払った分の債務についても過払い金といって、本来支払う必要のなかった金額がある可能性があり、このような過払い金については、返還を請求することができます。いわゆるヤミ金融から借りた金銭についても、返還をする必要はありません。
-
ヤミ金被害
いわゆるヤミ金融とは、貸金業登録をせずに、著しく高い金利を付して金銭を貸し付けるという様な行為をする業者をいいます。このようなヤミ金融の貸付行為は違法であり、ヤミ金融から金銭を借りることによって得た利益については、不法原 […]
-
過払い金返還請求
利息制限法という法律により、借りた金額によって金利の上限が定められています。過払い金とは、その上限を超えた金利を支払っていた場合に発生する本来支払う必要のない金額のことをいいます。このような過払い金は支払う必要のないも […]
-
民事再生(個人再生)の方...
民事再生の目的は、民事再生法1条にも規定のあるように債務者の経済生活の再生を図ることにあります。この目的を達成するために、手続進行中は再生債権者による権利の実行を制限しつつ、再生債務者の負債と財産を調査したうえで、再生債 […]
-
民事再生(個人再生)とは
民事再生とは、債務者が破産を回避して経済生活の再生を図る債務整理の手続きをいい、民事再生の中でも、特に企業の再生を目的とするものと個人債務者の再生を目的とするものがあり、後者のことを一般的に個人再生といいます。  […]
-
自己破産の方法と流れ
自己破産は、まず、債務者が自己破産の手続き開始の申し立てすることから始まります。申し立ては、申立書と所定の添付書類によって行われます。添付書類は、債務者の陳述書や資産目録、債権者一覧表などがあります。 債務者の […]
-
自己破産とは
自己破産とは、債務者の財産を清算するとともに、債務者の経済生活について、再生の機会を確保する債務整理の手段をいいます。破産手続きの開始原因は、支払不能や債務超過とされており、これは、債務者の資産と負債の関係ですでに十分な […]
-
任意整理の方法と流れ
任意整理とは、裁判所の外で行われるもので、債務者と債権者との交渉により行われる債務整理の手段をいいます。大まかな流れとしては、まず、債務者の方から委任を受け、債務者の方の資産状況などを調査し、債務者の方に適した弁済計画を […]
-
任意整理とは
任意整理とは、裁判所の外で行われるもので、債務者と債権者との交渉により行われる債務整理の手段をいいます。任意整理は、他の債務整理の手段である民事再生や破産などのような裁判所による法的整理とは異なり、簡易かつ迅速に行うこと […]
-
債務整理のメリットとデメ...
債務整理とは、既にある債務について、相手方と相談するなどしてその金額を減らしたり、債務の履行期を遅らせてもらうことをいいます。債務整理の手段としては、裁判所の外で行われ、債務者と債権者との交渉により行われる任意整理、債務 […]
-
株やFXの失敗を自己破産...
株式投資や、FX投資で失敗して、多額の借金を負ってしまった場合、基本的には、自己破産によって、かかる借金を免除してもらうことができます。 世間的には、株式・FX投資失敗による債務は、自己破産しても免責されず、借 […]
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
土地の境界線
自分の土地と隣の人の土地との境界が不明確になっている場合、以下のような手段を採る[...]
-
任意整理の方法と流れ
任意整理とは、裁判所の外で行われるもので、債務者と債権者との交渉により行われる債[...]
-
示談交渉
■示談交渉・示談とは交通事故における示談は、損害賠償に関する紛争を解決する手段で[...]
-
法定相続人の確定
■法定相続人の確定相続が発生した場合、誰が相続人になるのかは当事者にとって重大な[...]
-
建物明け渡し・立ち退...
建物賃貸借契約の期間満了ないしは解約の申し入れによる終了によって、賃借人に立ち退[...]
-
賃貸物件での漏水事故...
賃貸物件の漏水事故は、室内の水廻り配管の場合もあれば屋外の共同配管の場合もあり、[...]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
代表弁護士
Lawyer
ご自身にとっての最善の方法を一緒に導きだせるように、全力でサポート致します。
私が弁護士を志した理由は、父親の影響によるところが大と言っても過言ではありません。
父親は、名古屋で不動産業を営む零細企業の経営者で、日常的に「家賃の滞納だ」「明け渡しだ」などと言っては、自力で書類を作って裁判所に出している父の姿を見ておりました。
また、繁華街でもビルオーナーをしていた関係か、反社会的勢力との間でのトラブルに巻き込まれることもありました。
父親からは、口酸っぱく「最終的には自分の身を守ってくれるものが法律だ。」「法律はどんなところでも通用する。法律を使えば国が味方になって力を貸してくれる」などと聞かされて育ちました。
父親の思惑通りか否かは不明ですが、大学進学後は法学部へ行き、実際に法律を扱う「弁護士」という仕事に就くことになりました。
宇田 幸生Uda Kousei
福利厚生顧問弁護士®制度について
中小企業で働く人の割合は62.7%。
中小企業を元気にして、日本全体を元気にしたい。
顧問弁護士を契約するのは、ある程度の規模の会社がするとお考えの方も多いかと思います。
しかし、「福利厚生弁護士®制度」は、大切な従業員様をお守りするための制度でもあります。
今の複雑化した社会では、離婚や相続、交通事故など法律にまつわるプライベートな困り事に従業員さんが突然巻き込まれることもありえます。
経営者の皆様には、弁護士との接点が持ちにくい従業員さんとの架け橋となっていただき、いざという時に従業員さんのことを守ることができる手段の一つとして福利厚生顧問弁護士®をご検討ください。
事務所概要
Office Overview
名称 | 宇田法律事務所 |
---|---|
所属 | 愛知県弁護士会 |
代表者 | 代表弁護士 宇田 幸生 |
所在地 | 〒461-0002 名古屋市東区代官町33番9号 Kビル3階 |
電話/FAX | TEL:052-932-9327 / FAX:052-932-9328 |
アクセス | 新栄町駅から徒歩8分/高岳駅から徒歩7分 |
対応時間 | 平日9:30~18:00 ※時間外のご予約は090-3253-9327までお願いします。 |
定休日 | 土・日・祝 |
事務所開設 | 2013年5月 |
業務内容 | 相続、不動産トラブル、自己破産、交通事故、離婚問題など |
対応エリア | 愛知、岐阜、三重を中心に対応 その他の地域の場合でもお気軽にご相談ください。 |