相続放棄のメリットとデメリット
■相続放棄のメリットとデメリット
・相続放棄とは
相続が生じた場合、プラスの財産ばかりであれば基本的に迷わず相続することになると思います。しかし、被相続人が多額の借金などを抱えていたなどの事情があると、相続したくないという状況になる場合があると思います。相続放棄は、このような場合に、不確定に帰属ししていた相続の効果を確定的に消滅させることができる行為のことをいいます。相続放棄を行った者は、はじめから相続人でなかったものとみなされます(民法939条)。
・相続放棄のメリット
相続放棄の一番のメリットは、被相続人の債務などマイナスの財産を一切負担しなくて済む点にあります。
・相続放棄のデメリット
相続放棄のデメリットは、撤回ができないことから、後々大きなプラスの財産が見つかった場合、一切取得できなくなる点です。
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